私たちは家族経営の種子島(たねがしま)の小さな茶農家です。
1909年に静岡県から松下助七と他二名が、お茶の栽培適地として種子島へ移住し、山を開拓してお茶の栽培を始めました。
私たちはその松下助七の子孫にあたります。
種子島は鹿児島県に属する離島で、その温暖な気候を活かし「日本一早い走り新茶の里」として全国に先駆けて3月下旬頃から一番茶の摘採が始まります。
ぜひ私たち「松下製茶」の作る無農薬・無化学肥料・無除草剤の種子島茶と種子島紅茶をご賞味ください。
『松下製茶』の3つの"無"
1.”無”農薬
お茶は年間11回(病害虫の発生状況によっては最大20回)ほど、農薬を散布します。
5代目である私がアレルギー体質だったこともあり、4代目である父は「このままではいけない」と有機JAS認証の取得に取り組み始めました。
有機JAS規格では一部使用が認められている農薬がありますが『松下製茶』では一切農薬を使用していません。
2.”無”化学肥料
一般的にお茶の肥料は、年間5~9回ほど散布します。肥料はお茶の収量や品質(味や香りなど)に直接影響します。
私たち『松下製茶』では自然本来のお茶の味を求め、有機肥料の鶏ふんを年1回の散布に抑えていましたが、2018年から一部茶園では肥料散布をやめました。
現在は、全茶園を無肥料の自然栽培茶園に移行中です。
3.”無”除草剤
『松下製茶』では除草剤を一切使用しないので、茶園の周りや中には雑草が多いです。
茶園の周りの雑草は機械で刈り、茶園の中の雑草は手作業で取り除いています。
有機JAS規格では、一定の距離を保てば除草剤を使用できますが、私たちは除草剤を一切使用していません。